新年あけましておめでとうございます

投稿者:

平成30年度 年頭所感

新年あけまして、おめでとうございます。
町民の皆様方には、ご壮健にて希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
平素は、町政推進のために寄せられております、皆様のご支援、ご協力に対し心から感謝とお礼を申し上げますとともに、本年も一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まず、昨年の世界情勢は、世界の火薬庫と呼ばれる中東において、シリア・IS問題が米ロの協力により収束したことは、一安心した出来事でありました。
しかし、間髪を入れずに、トランプ米大統領がエルサレムに米大使館を移すことを容認したことで、しばらく静観状態が続いていた、エルサレム・パレスチナ問題が再燃する様相となりました。
ここは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教が共に聖地とする地域であり、問題が拡大すれば、今後、世界を巻き込む不安要素にもなりかねないところであります。
また、極東の日本近隣でも、北朝鮮の核開発問題による朝鮮半島有事が現実味を帯びており、日本国民の国防意識が高まった一年でありました。
そんな中、国政では、衆議院議員総選挙があり、自公連立による第4次安倍内閣が発足いたしました。混沌とした世界情勢の中で、経済の安定成長というものがなかなか望みにくい環境でありますが、長期間続くデフレからの本格的脱出を実感できるように大きな期待を寄せるところであります。
さて、飯島町行政の一年を振り返りますと、飯島町発足60周年での、「田舎の底力!! 大博覧会」を契機に感じることが出来た、「町民が力を合わせれば何かが動く」という将来への可能性を具現化するため、年頭に「飯島ルネッサンス」をキャッチフレーズに掲げ、「みんなが安心して暮らせる豊かな町」のために様々な取り組みを行いました。
あっという間の一年で、みなさんの知らないうちに、通り過ぎてしまった事業もあろうかと思いますので、ここで、まとめて、町民の皆さんと役場職員の協力により実施できた事業をご紹介したいと思います。

安心をつくる「福祉増進事業」では、「子育てパラダイスいいじま」を目指す中で、「子育て支援のワンストップサービス」の拠点として、子育て支援と防災の拠点の2つを併せ持つ子育て支援センター「いいっ子センター」を開設、コーディネーターを配置し、子育て支援関係者による、みんなで歌って踊れる『イッピー体操』も生まれ、子育て支援のよりどころとして毎日大勢の皆さんが訪れています。
一方、地域医療の充実のため開業医の誘致を進めて参りました結果、地域福祉センター「石楠花苑」に隣接して、在宅医療にも取り組む「飯島中央クリニック」が開院し、その隣には、重度の障がいをお持ちの方のよりどころとして、多機能型事業所「はばたき」が開所、福祉、介護、医療連携の拠点として歩み始めました。
その他、0歳から18歳までの子育て支援として窓口無料化等、医療給付の拡充を図るとともに、難聴の早期発見、療育のため、長野県で2番目となる新生児聴覚検査の費用補助やおたふくかぜワクチン予防接種費用補助金を開始しました。
また、「地域の支えあいづくり」を地域全体で取り組んでいく「総合事業」が始まり、誰もが住み慣れた地域で、支えあい助け合いながら暮らし続けられる体制づくりを目指します。

活気をつくる「産業振興事業」では、飯島町営業部の活動が具体的に始動を始めました。
「アルプスのお花畑構想」へ協力していただく、田切の里コスモス祭や「あぐりの丘花クラブ」が発足し、ポピーの試験栽培が始まりました。また、楽天市場へ出店し、飯島町の特産品のインターネット通販の開始や、アウトドアフィールド構想に伴う調査を開始しました。
千人塚公園では、地域の皆さんの団体による千人塚農園祭りや南信州アクティビティパークが、また、町全体を活用した「飯島ロゲイニング」なども開催されるなど、地域資源を結集し、人が集まり賑わう新たなイベントが実施される中で、国の地域創生拠点整備交付金を活用した新たな観光拠点施設の建設にも着手しました。
また、飯島町のブランド米である、安全・安心で環境にもやさしい環境共生米が「越百(こすも)黄金(こがね)」と命名され、地域内外に販売が開始されました。
まちなかの活性化としては、地域おこし協力隊員が中心となり、まちの駅2号店「街中創庫」がオープンし、イベントやレンタサイクルを開始しました。
道の駅花の里いいじまでは、開駅15周年を記念し、水車が設置され、訪れた方々の郷愁を誘っています。
一方、道の駅田切の里では、計画を上回る売り上げ、来場者となり、移動購買車も町内は勿論、駒ケ根中沢地区へも向けて本格稼働し始めました。
移住、定住促進、魅力発信に関する取り組みでは、小学生を中心に結成した「飯島PR隊」が大活躍いたしました。ふるさとCM大賞への参加や、銀座NAGANO単独イベントの開催など飯島から飛び出し、子どもならではの元気な魅力発信活動を展開しました。
また、「信州いいじま仕事場ツアー」の開催や「お試し住宅トレーラーハウス」の入居を開始し、全国から多くの入居相談があり、大変盛況でございます。
起業支援として、子育て中の母親によるキッチンカ―を活用した「移動ママカフェ」も好調にスタートしました。
一方、飯島陣屋に明治元年から4年間、伊那県庁が置かれてから平成30年に150年となることを記念し、公家の知事が京都から赴任したことにちなんで、京都から飯島陣屋までの287kmを12回に分けて歩く「伊那県ウォーク」が多くの町民の参加によりスタートしました。
設置後30年を経過したB&G海洋センターでは、プールがリニューアルオープンし、きれいなプールで利用者が倍増しました。
また、町民の皆様の自主的な活動もございました。第5回を迎えた「米俵マラソン」では、昨年より世界大会となり、過去最多の829名のランナーが全国から参加し、その特長的な取り組みが評価され、地域発元気づくり支援金による地域づくり県知事表彰を見事受賞されました。
また、のどかクリニックの野々村院長による「のどか賞」が創設され、町を元気にするアイデアへの民間事業者への支援がありました。

安全をつくる「安全管理事業」では、町内保育園、小中学校の改修、修繕工事のほかH28年度繰越し事業として、小中学校3体育館及び町内4ヶ所の社会体育館の吊り天井等などの耐震改修、照明のLED化整備、広域農道「岩間・柏木間」の歩道整備、与田切新設歩道橋の下部工事、北街道縦3号線の道路拡幅工事、町道旧飯島・飯田2号線と町道西裏線のグリーンベルト設置工事、地元からの道路等補修要望に対する対応、原井農業用水路トンネルの耐震化工事など、町民の生活に係る環境整備を行いました。
また、今年秋には全線開通する国道153号伊南バイパス南端本郷とリニア中央新幹線駅までのアクセス道路を整備する体制をつくり、中川村、松川町、高森町とともに飯島町が座長となって、勉強会が始まりました。

その他としましては、総合計画に基づく各種事業を計画的に進めるため、景観計画、環境基本計画、観光基本計画、地域防災計画、健康づくり計画などを策定しました。
一方、飯島中学校が統合60周年を迎え、ふるさといいじまに思いを寄せ未来を拓く記念式典が開催されました。
また、町では顧問弁護士を設置し、法的安定性の確保を行いました。
町内の自治組織では、名称の見直しがされ、「耕地」から「自治会」へと変更がされて参りました。

以上のように、限られた財源の中ではありましたが、それぞれの事業について蒔いた種が、芽吹いてきた1年でございました。
それぞれご理解、ご協力、ご参加いただいた皆様に厚くお礼を申し上げる次第でございます。

さて、迎えた平成30年は、町の将来像『人と緑輝くふれあいのまち』を目指して、「みんなが安心して暮らせる豊かなまち」となるよう、福祉増進事業・産業振興事業・安全管理事業の3大事業の推進で、重点施策の3本柱「風通しのいい行政」・「儲かる飯島町」・「田舎暮らしランキング日本一」の実現に向け取り組んで参ります。

町民の皆様の幸せと活力ある町の発展のため、本年も精一杯取り組んで参ります。
ぜひとも町民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとりまして、また、飯島町にとりましても、更に良い年でありますよう、心からお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。

飯島町長 下平洋一

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です